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肩・上腕の治療

インピンジメント症候群

インピンジメント症候群 比較的若年層に多く、高校生から大学生くらいの選手にみられる障害です。
ボールを投げる・スパイクを打つ・ラケットで打つなど、肩を90度以上横に上げた(外転)状態から腕を後方から前方にひねる(外旋から内旋)動作を繰り返すことで、関節で何かが挟み込まれたような状態になり痛みが生じるスポーツ障害です。
症状
  • 肩の痛み
  • 上腕の痛み
治療法
温熱療法・ストレッチ・マッサージ・アイシングなどを行うとともに練習量や練習方法を変更していくことをお薦めいたします。脊柱(背骨)や骨盤への矯正を行う事で神経的な働きも整え、全体的にスムーズな動きを得られるように施術していきます。

脱臼(肩)

脱臼(肩) 脱臼は、関節を構成している骨同士が正しい位置に置かれていないことが原因となり起こります。骨の位置がずれるのは、強い力が関節部にかかることを原因となります。脱臼した関節は、関節を取り巻く靱帯を引っ張ることになる為、炎症や靱帯断裂の原因になる場合があるので注意が必要です。
また、他院で脱臼と診察されたが実は腱板損傷やインピンジメント、上腕二頭筋長頭腱になっているケースが多くあります。他院の治療でなかなか治らなかった方は当院へご相談下さい。
 
症状
ケガの直後に激しい痛みが生じ、脱臼の方向によっては腕が特徴的な位置に固定され動かなくなります。前方脱臼では肘が体の前・横方向に離れ、後方脱臼では肘は体に付いたままですが腕全体は内側にひねられています。下方脱臼では腕を横にあげた状態で、下には下がりません。
亜脱臼では、体を動かした時に肩がグリッと動いて急に痛みが楽になり(自然に脱臼が戻る)、肩が動くようになります。
デッドアーム症候では、数分間痛みで腕が動かないのですが、その後は徐々に動くようになります。いずれの場合も肩を動かした時の痛みが数日~1週間程度続きます。
治療法
脱臼を治す(整復という)方法は多種ありますが、様々な危険があるため、現在一気に治療(整復)する方法は行われず、ゆっくり時間をかけて治療(整復)します。
ベッドの上に腹ばいになった患者さんの手首に重りを付けて引っ張る方法や、床の上に仰向けになった患者さんの腕を引っ張りながら徐々に上にあげていく方法が代表的です。下方脱臼だけは整復方法が異なり、腕を最大にあげた位置で上に引っ張ります。
しかし、一部の患者さんはこれらの方法では治療(整復)できず、全身麻酔や手術が必要となることもあります。治療(整復)後は再びX線撮影し、伴っている骨折部分が大きくずれたままであれば手術を行います。その他の場合は、腕を三角巾などで3週間以上固定しますが、固定する腕の位置は脱臼の方向によって異なります。