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代表的なスポーツ障害

筋肉痛

筋肉痛 筋肉痛とは、筋組織の部分断裂が原因で筋肉に生じる痛みのことで、一般に筋肉痛と呼ばれるのは、運動した数時間後から数日後に発生する遅発性筋肉痛のことをさします。
運動はおろか日常生活さえも億劫になるほど慢性的な強い痛みを伴う場合もあります。
 
原因
筋肉痛の主な原因となる運動は、筋肉が収縮方向とは逆方向に引きのばされながら力を発揮(伸張性収縮、或いはエキセントリック収縮)する運動です。筋肉を収縮させながら力を発揮する運動ではほとんど筋肉痛は生じません。
痛みを和らげる方法としては、安静にする・入浴などで筋肉を温めるといった「消極的休息」のほか、軽度の運動やストレッチングなどで血行をよくする「積極的休息」があります。
通常は筋線維とその周りの結合組織の回復過程が終息するに伴い、筋肉痛も自然に解消の方向に進みます。

肉離れ

肉離れ 肉離れは、太腿やふくらはぎの筋肉が断裂してしまう状態のことです。筋肉の断裂は筋肉痛の原因にもなりますが、肉離れで起こる筋肉の断裂は筋肉痛よりも広い範囲でおこるため完治するまで数週間以上掛かる場合も少なくないです。
 
  • 疼痛
  • 腫脹
  • 機能障害
治療法
痛みがなくなった場合でも再発しやすく、最後まで十分に治療することが大事です。自覚症状があまりなくても、肉離れが起こっていることもあるので、医師・柔道整復師などの専門家の診断が必要です。スポーツ再開までには、軽症でも数週間、重症では数カ月間を要することもあります。

捻挫

捻挫 捻挫は、関節に関節の許容範囲を超えた動きが与えられた時に起きる損傷の一つで、多くの場合、患部には痛みと腫脹、熱感を伴います。
足首や手首が内側または外側に大きく捻れて、関節の可動域を越えることで発生する捻挫は、日常生活でも起こりやすいケガです。
捻挫の予防は、それぞれのスポーツの正しいフォームを身体に覚えこませることが重要です。なぜなら、自己流のフォームだと無理な体勢になっているケースが多く、局部的に負荷がかかることで捻挫を発生させてしまう原因になるからです。
 
炎症が治まり、損傷した組織が十分回復し、関節補強の為の筋力がつくまでの間、包帯、絆創膏やテーピングで固定し、関節の運動を制限することが必要です。
ただし、必要以上の固定はその後の関節の可動域低下を招く恐れがあるので注意が必要です。

打撲

打撲 打撲は、主に野球やサッカーなどの球技やバスケットボールや走り高跳び・棒高跳びなどのジャンプを多用する競技の選手に多く見られます。
打撲は別名を「打ち身」と言うように、身体を何かに強く打ちつけることで発生します。打ち付けられた部位は皮膚の下に通っている毛細血管が皮下出血を起こしてしまい、あざが残ってしまいます。打撲で出来るあざの色は個人差があり、多くの場合は「青タン」と呼ばれるような青いあざになります。
 
治療法
スポーツ障害への処置の基本である「RICE」が、打撲への応急処置としても有効的です。安静にして、患部を痛みが治まるまで冷やすのが基本となります。患部へのアイシングは15分程度に抑え、痛みがぶり返したならもう一度アイシングをするという形で行っていきます。打撲が発生して4日過ぎたならば、患部を温めて血行を促進して自然治癒を促していきます。

頚痛(首痛)

必ずしも「首の痛み」=「頸椎に問題」ではありません。
当院に来られる方の中に、病院で、首の痛みを頚椎の問題と言われ、来院された方もいますが、必ずしも首の痛み=頚椎に問題がある、というわけではありません。頚椎は、脳に近い部位でもあり、非常に重要な部位です。腕にいく神経が多く集まることから、手、指の痺れ、痛みとも関係があります。それだけに、信頼のおける検査方法と的確な治療が必要です。病院では、痛みの原因を脊椎の状態に限定し、それ以上の可能性を探る検査をしません。腕の痺れ、痛みも同様です。
しかし、実際には機能的な問題が多く、必ずしも頚椎の状態によって痛みが起きているのではなく、神経機能の問題を調べ、的確な治療を行なう事で、症状を回復させることが出来るのです。
これには、患者さまの神経機能が正常に機能しているか、検査する必要があります。